2020年10月31日

エンジンコンディショナーでアクシストリートのカーボン除去 カーボン噛み対策

トリートに限らず
空冷、4サイクル、インジェクション、小排気量
が重なるとカーボン噛みが発生しやすくなります。

信号で止まった途端にエンスト。
キックを踏んでスカスカなら、
ほぼカーボン噛みです。

初めてこの症状が出た時に、
YSPに持ち込んだ時に
整備士さんに実際に見せてもらった方法を紹介します。



必要なもの
16mmプラグソケット
トルクレンチ
ウエス
ワコーズのエンジンコンディショナー
付属のノズルは短いので、
トラスコのロングノズル LN300PP に替えています。
DSCN4636.AVI_snapshot_00.06_[2020.10.31_09.09.17].jpg

この部分のカバーを外す。
DSCN4631.AVI_snapshot_00.17_[2020.10.31_09.15.13].jpg

プラグコードを引き抜く。
DSCN4632.AVI_snapshot_00.14_[2020.10.31_09.17.11].jpg

コンプレッサーがあれば
プラグホールのホコリを飛ばす。
DSCN4633.AVI_snapshot_00.14_[2020.10.31_09.18.57].jpg

プラグソケットレンチでプラグを外す。
カーボン噛み対策.mp4_snapshot_01.11_[2020.10.31_09.21.33].jpg

DSCN4635.AVI_snapshot_00.15_[2020.10.31_09.23.18].jpg
NGK CR7Eです。

エンジンコンディショナーのノズルを
プラグホールの中に入れ、
シリンダー内まで入ったら、
3〜4秒ほど注入する。
DSCN4637.AVI_snapshot_00.30_[2020.10.31_09.31.02].jpg
入れすぎ注意。
音が変化するので、
泡で満たされたような音になったら十分。

プラグホールをウエスで塞ぎ、
セルを3秒ほど回して、クランキングをする。

燃焼室内をエンジンコンディショナーの泡で満たし、
バルブやシリンダーを動かし
エンジンコンディショナーを付着させるって事。

これを2回ほど繰り返す。

後は、プラグを戻す。
最初はネジ山を傷めないように手で締める。

締め付けトルクは12.5Nm。
DSCN4638.AVI_snapshot_01.13_[2020.10.31_09.45.39].jpg

最低30分。出来れば数時間か一晩そのままにする。

エンジンを始動。
DSCN4641.AVI_snapshot_00.30_[2020.10.31_09.48.19].jpg

エンジンをしばらく回転を上げて吹かすか、
しばらく走ってカーボンを燃やし尽くす。

あと、ポリエーテルアミン系の添加剤。
カーボン噛み対策.mp4_snapshot_06.02_[2020.10.31_10.36.14].jpg

これが一番簡単で効果があります。
エンスト症状が出たら、
給油2〜3回連続で入れます。

この2つの方法で、
症状が出てもほぼ1回で収まり、
頻発や重症化はありません。
試してみて下さい。


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2020年10月30日

セロー250 ローダウンリンクロッドで足つき改善ツーリングシート、ローダウンシートを比較





ツーリングを目的にセロー250を買ったのですが、
長距離を走るとお尻が痛くなります。
Y'S GEARのツーリングシートを安易に買ってしまったが、
シート高3cmアップで立ちゴケが怖く使えずじまい。
ノーマルシートでも林道でコケまくり、
結局、ローシートを買った。

ということで3種類のシートで足つき比較します。
車高はノーマルです。

上から
ハイシート(ツーリングシート)
標準シート
dB'sローダウンゲルシートです。
1ノーマルハイシート.mp4_snapshot_00.03_[2020.10.30_16.31.18].jpg
両踵は着きません
2ノーマル標準シート.mp4_snapshot_00.00_[2020.10.30_16.33.19].jpg
両踵がちょうどぐらい
3ノーマルローシート.mp4_snapshot_00.01_[2020.10.30_16.34.05].jpg
膝が少し曲がる

最近はオンロードも多いので、
ツーリングシートで長距離の疲労を改善したいので、
ローダウンリンクロッドでローダウンしてみます。
といっても簡単です。

まず、このロッド(アーム)部を緩める
DSCN4838.AVI_snapshot_00.21_[2020.10.30_16.42.10].jpg

ジャッキで上げる
7ジャッキa.mp4_snapshot_00.10_[2020.10.30_16.44.54].jpg

ナットを外して抜いちゃってください。
DSCN4843.AVI_snapshot_03.17_[2020.10.30_16.48.36].jpg
タイヤを持ち上げるとスルっと抜ける箇所があるはずです。

で、後はローダウンリンクロッドに替えるだけなんですが、
ついでに、グリスアップもしちゃいましょう。

抜けたのはボルトだけですか?
穴の中にパイプのようなカラーが入っているはず。
それも抜いて、パーツクリーナーで清掃して、
出来ればモリブデングリスを、
なければ普通のグリスでもいいので、塗っておいてください。
DSCN4848.AVI_snapshot_01.50_[2020.10.30_16.59.05].jpg

スイングアーム側を取り付けます。
DSCN4853.AVI_snapshot_02.32_[2020.10.30_17.01.35].jpg

で、タイヤを持ち上げ気味にしてリレーアーム側を取り付けます。
DSCN4854.AVI_snapshot_03.43_[2020.10.30_17.04.05].jpg

ジャッキから下し、トルクレンチで締め込みます。
59Nm、供回り防止にスパナでも使って下さい。

では、足つき比較。
上から
ハイシート
標準シート
ローシートです。
DSCN4860.AVI_snapshot_00.32_[2020.10.30_17.12.31].jpg
車高ノーマルでの標準シート並み。
DSCN4860.AVI_snapshot_01.19_[2020.10.30_17.15.06].jpg
ノーマル車高のローシート並み。
DSCN4860.AVI_snapshot_01.56_[2020.10.30_17.16.55].jpg
膝の曲がり方が違います。

ローダウンリンクロッドを使うと、
サスの沈み込みが大きくなり、
見た目以上に足つきが改善します。

次はフロントフォークの突き出しで
更にローダウン。
と言っても、まあ前後バランス調整ぐらいですかね。

フロントフォークの荷重が抜けないように、かつ、
倒れない程度にジャッキで支えて、
フォークを止めているボルトを緩める。
DSCN4864.AVI_snapshot_00.13_[2020.10.30_17.24.58].jpg
下も忘れずに。
DSCN4864.AVI_snapshot_01.28_[2020.10.30_17.29.59].jpg
フォークブーツも
DSCN4864.AVI_snapshot_02.24_[2020.10.30_17.38.50].jpg

木などを当ててトップブリッジを叩いてみて下さい。
DSCN4870.AVI_snapshot_00.10_[2020.10.30_17.32.52].jpg

動かなかったら、
マイナスでこじ開けて潤滑スプレーをかけてみます。
突き出し過ぎたら、ジャッキでフロントを浮かし、
フォークの頭を叩いて下さい。

20mmを限度にフォークをトップブリッジから突き出します。
16mm位にしました。

位置が決まれば23Nmで締め込みます。
DSCN4871.AVI_snapshot_00.20_[2020.10.30_17.46.17].jpg

シート比較
ハイシート実測値830mm、ノーマルぐらい
DSCN4873.AVI_snapshot_00.18_[2020.10.30_17.48.18].jpg
標準シート実測値800mm、クロスカブ、ハンターカブと同じ
DSCN4873.AVI_snapshot_01.12_[2020.10.30_17.49.51].jpg
ローシート実測値775mm、スーパーカブ125より低い
DSCN4873.AVI_snapshot_01.54_[2020.10.30_17.51.01].jpg

座る位置は後輪寄りのため、
突き出しではあまり下がりません。

ローダウンするとノーマルスタンドだと少し立気味になります。
倒れるほどではないのでそのままでもOKですが、
気になるならトリッカー用のスタンドで補正出来ます。
やってみます。

トリッカースタンド:5XT-27311-00、 2,585円
スプリング:90507-29009、 682円
黒いゴムホース:90445-197J2、 220円

gfr6.jpg

部品は 「ヤマハ 部品検索」で検索して
純正部品はモノタロウでも買えます。

ジャッキで上げてスタンドを固定しているボルトのナットを外し
セロー250ローダウン.mp4_snapshot_11.01_[2020.10.30_18.12.47].jpg

ボルトを後ろからハンマーで叩く
セロー250ローダウン.mp4_snapshot_11.12_[2020.10.30_18.13.12].jpg
 
ペンチで引き抜く
セロー250ローダウン.mp4_snapshot_11.20_[2020.10.30_18.13.29].jpg

後は、トリッカーのスタンドを付ける。
(これは簡単なので省略)

問題はスプリング。
マイナスドライバーやスプリングフックは全然ダメです。
プラスドライバーを使って下さい。
DSCN4890.AVI_snapshot_00.51_[2020.10.30_18.21.29].jpg

スタンドは跳ね上げた位置で
スプリングの輪をかける。

プラスドライバーの先の溝を
スタンドのキノコの傘に当てながら滑らせる。
DSCN4890.AVI_snapshot_00.57_[2020.10.30_18.22.51].jpg

入りました。
DSCN4890.AVI_snapshot_01.11_[2020.10.30_18.26.08].jpg

セローのスタンドのまま
65476.jpg
トリッカースタンド
htd93.jpg

ちょっと変わりましたね。

上手くなるまではローダウンで、
ゲロ林道に行けるぐらいになったら、
ノーマルの方が楽しいかもしれませんね。



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セロー250のリアサス・リンク・リレーアームのグリスアップ

セロー250のリアサスリンク周りのグリスアップをしました。

セロー250は日本製のはずなのに、
新車でもリアサス周りのグリスが
最小限しか付いていないという噂です。
なにもしないと4万kmほどでサスが固着するケースも。
新車でも一度グリスアップした方がいいです。
めんどうならショップに頼めばいい。
気持ちよく林道を走る為にたまにグリスアップをしましょう。

YouTube動画の方が分かりやすいかも。


用意するものは

モリブデングリス
 (純正を使いましたが、ホムセンの300円のジャバラチューブ入りでもいけるはず。
  マニュアルにもモリブデングリスとしか書いていない。)
差込角1/2の長いスピンナーハンドル(3/8では工具に無理がかかる)
ソケット:22、19(リアアクスル用)、17、14、10、8mm
17mmスパナ(供回り防止用)
オフロードバイク用リフトかバイク用ジャッキ
使い切り手袋 (結構消費する)
ウエス
パーツクリーナー2〜3本

まず、準備
チェーンカバーを外す。
1チェーンカバー.mp4_snapshot_00.04_[2020.10.30_09.41.47].jpg

スネルカムに印をつける。
戻した時、チェーン調整が楽になる。
2スネルカム右.mp4_snapshot_00.01_[2020.10.30_10.04.14].jpg

アクスルを緩める
4アクスル緩め.mp4_snapshot_00.01_[2020.10.30_10.06.46].jpg

次は、ピボットを緩めるのだが、
固着しているので、
パイプでスピンナーを延長
6延長.mp4_snapshot_00.05_[2020.10.30_10.10.05].jpg
差込角1/2を使う、3/8では危険。

ナット側は長いメガネレンチを足で押さえる
5ピボットメガネ.mp4_snapshot_00.00_[2020.10.30_10.12.45].jpg

なんとか緩んだ。
7ピボット緩め.mp4_snapshot_00.02_[2020.10.30_10.13.45].jpg

コネクティングアーム部を緩める。
8コネクティングロッド緩め.mp4_snapshot_00.02_[2020.10.30_10.15.00].jpg

この3か所を緩めてからジャッキアップをする。
9ジャッキアップ.mp4_snapshot_00.03_[2020.10.30_10.16.43].jpg

アクスルシャフトを抜きリアホイルを外す
10リアホイル外し.mp4_snapshot_00.13_[2020.10.30_10.18.04].jpg

泥除けを外す
11泥除け外し.mp4_snapshot_00.06_[2020.10.30_10.19.49].jpg

この泥除け新品600円です。
この、端の部分をライターで溶かして後ろに反るようにしてます。
これでツーリストを入れた時、ノーマルスプロケでも当たりません
12泥除け説明.mp4_snapshot_00.03_[2020.10.30_10.21.01].jpg

ブレーキホースの固定ネジを外す
13ブレーキホースネジ.mp4_snapshot_00.00_[2020.10.30_10.24.55].jpg

ホースの取り回しを外し
キャリパーをペグに置くか針金等でペグにぶら下げる
14キャリパー.mp4_snapshot_00.00_[2020.10.30_10.26.26].jpg

スイングアームをキャリア等に針金か紐でぶら下げる
15スイングアーム吊.mp4_snapshot_00.00_[2020.10.30_10.28.59].jpg

コネクティングアームを外す17mm
16コネクティングロッド外し.mp4_snapshot_00.10_[2020.10.30_10.30.44].jpg

スイングアームを上に上げる
17スイングアーム上げ.mp4_snapshot_00.06_[2020.10.30_10.32.21].jpg

サスの下のボルトを外す17と14mm
18サス外し.mp4_snapshot_00.01_[2020.10.30_10.33.39].jpg

リレーアームを車体に取り付けているボルトを外す17mm
19リレーアム外し.mp4_snapshot_00.04_[2020.10.30_10.35.42].jpg

スイングアームを吊っているものを外す
20スイングアーム下し.mp4_snapshot_00.00_[2020.10.30_10.38.10].jpg

ピボットシャフトを抜きスイングアームを外す
22スイングラーム外し.mp4_snapshot_00.10_[2020.10.30_10.39.53].jpg

チェーンガード最初に外すべきだった
23チェーンガード外し.mp4_snapshot_00.01_[2020.10.30_10.41.04].jpg

スイングアームがチェーンオイルまみれ
パーツクリーナー2〜3本必要
24スイングアーム汚れ落とし.mp4_snapshot_00.03_[2020.10.30_10.42.10].jpg

ピボット部のスラストカバーを外し、中のカラーを抜いて
パーツクリーナーで清掃
25ピボット清掃.mp4_snapshot_00.11_[2020.10.30_10.44.36].jpg

カラー、シャフト、スラストカバー内側にモリブデングリスを塗布
27ピボットパーツグリスアップ.mp4_snapshot_00.12_[2020.10.30_10.47.55].jpg

27ピボットパーツグリスアップ.mp4_snapshot_00.44_[2020.10.30_10.51.04].jpg

スイングアーム下側のブッシュ部
カラーを抜き、穴の中にグリスを塗って、
カラーにもグリスを塗布し、穴に戻す。
28スイングコネクトグリスアップ.mp4_snapshot_00.17_[2020.10.30_10.52.32].jpg

ピボット部。
これも穴の中のブッシュ部の内側にグリスを塗布後、
グリスを塗布したカラーを戻し、スラストカバーも戻す。
29ピボットパーツ組み付け.mp4_snapshot_00.15_[2020.10.30_10.55.30].jpg
はみ出たグリスはパーツクリーナーを使わずに、
ウエスかティッシュで拭き取る

スイングアームを取り付ける
31スイングアーム取り付け.mp4_snapshot_00.14_[2020.10.30_11.00.19].jpg

ピボットを80Nmで締め付ける
33ピボット本締め.mp4_snapshot_00.06_[2020.10.30_11.01.46].jpg

スイングアームを再び吊って上に上げておく
34スイングアーム吊2.mp4_snapshot_00.03_[2020.10.30_11.02.59].jpg

リレーアームもグリスアップ。
することは同じ。
穴からカラーを抜き、穴の中にグリスを塗り、
カラーにもグリスを塗って穴に戻す。
36リレーアームグリスアップ.mp4_snapshot_00.14_[2020.10.30_11.05.44].jpg

リレーアーム取り付け
取り付けボルトにもグリスを塗布する。
39リレーアームトルク.mp4_snapshot_00.11_[2020.10.30_11.10.05].jpg
規定トルクは50Nmです。

サスの下側ボルト。
ボルト側、ナット側共にワッシャー付き。
ボルトにグリスを塗布してから40Nmで締め付け
41サス下本締め.mp4_snapshot_00.10_[2020.10.30_11.12.50].jpg

コネクティングアーム部。
ボルトにグリス塗布後して組み付け。
リレーアーム側から付ける。
42コネクティングアーム取り付け.mp4_snapshot_00.33_[2020.10.30_11.16.46].jpg

次にスイングアームを下し、アーム下のブッシュ部と繋げる。
42コネクティングアーム取り付け.mp4_snapshot_01.15_[2020.10.30_11.19.14].jpg

ここは2本とも59Nmで締め付け
43コネクティングトルク.mp4_snapshot_00.09_[2020.10.30_11.21.19].jpg

スイングアームを吊っていたものを外し、
ブレーキホース、泥除けを戻す。

リアホイルを取り付ける。
左右にカラーがあるが、
厚みがある方がスプロケ側。
他人のブログでグリスを塗布していたが、
マニュアルにはグリス塗布の指示はない。
埃が付くのでグリスは不要。
アクスルシャフトには万能グリスを塗布と指示がある
多分錆防止の為だろう。
46ホイルスペーサー.mp4_snapshot_00.01_[2020.10.30_11.25.41].jpg

85Nmで締める
48ホイルトルク.mp4_snapshot_00.14_[2020.10.30_11.27.54].jpg

後はチェーンカバーとチェーンガードを戻し、
ジャッキを下せば終わり。
51出来上がり.mp4_snapshot_00.04_[2020.10.30_11.30.38].jpg

これでまた林道が楽しくなる。



posted by トコトコ at 12:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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