日本の滝百選の「中の滝」です。
大きな滝に見えますが、大蛇ーからは遠くに一部が見えるだけです。
大蛇ーからシオカラ谷へ行く方向の先に滝見尾根という尾根があり、
そこからでないと全体は見えないそうですが、現在は通行止めです。
昔はコースの一つとして整備されていたそうで、
遊歩道の痕跡も残されているようです。
また、目印もありそうなので行ってみました。
大台ヶ原の駐車場からシオカラ谷へ、
つり橋を渡ると、
ここから大蛇ーへの登りですが、その下にトラロープが張ってあります。
その先にある川沿いの道を進みます。
東の滝の落ち口を過ぎると道は川から離れていきます。
踏み跡を追って歩くと、尾根の中心から降りてくる道と合流します。
目印は横倒しのY字型の木と黄色いテープが巻かれた木の株で、
尾根からの道には木の階段の跡が残っています。
ここから尾根芯がはっきりしているので尾根伝いに降りていきます。
一番危険を感じたば箇所です。
この木橋は古そうですがしっかりしていました。
それより橋が架かっている岩場自体がヤバそうです。
後は尾根芯を外さずにひたすら降りていきます。
帰りが心配になるぐらいに降りたころにある岩場を上ると、
こんな所です。
二本の木の間から見えたのは。
右に「中の滝」左に「西の滝」。
中の滝
西の滝はこの上に見えていない部分があるそうで、
実は見えている以上に落差があるそうです。
中の滝落ち口付近
滝つぼがない西の滝が東の川へと注ぐ。
1時間ほどゆっくりして、滝をや景色を楽しみます。
ここからさらに下降し滝前に行けるようですが、
今回、単独行で、帰りの登りを考えるとここまでにして
帰ることにします。
両手両足を使い登り返します。
滝見尾根では誰も会わずでした。
人通りのある周回コースに戻り、
大蛇ーに寄って帰りました。